女性労働アーカイブ
女性労働協会では、女性労働行政の変遷及び、働く女性の地位向上のあゆみを伝える貴重な情報・資料を女性労働アーカイブとして公開・提供しています。女性たちが社会に出て働き、職域を広げていくことで、社会の仕組み、法律・制度が変わってきました。アーカイブの資料は、その足跡をたどる貴重な資料です。
これまでの女性労働の変遷を知ることは、女性活躍や男女平等の大切さを理解し、その実現を推進をするための大きな力になると考えます。女性労働協会は、先人たちのあゆみを次の世代に伝え、未来に活かすことをミッションに、このアーカイブを運営しています。
●個人、自治体・企業担当者、研究者、専門家、女性労働に関心のある方等どなたでもご利用いただけます。
●これから社会に出る学生の皆様、若い世代の方々も是非ご活用ください。
行政デジタルアーカイブ
行政資料とは、旧労働省婦人少年局~厚生労働省雇用環境・均等局が発行した文書です。婦人少年局は女性に関する業務を担う初めての国の行政機関として誕生しました。その後、現在の雇用環境・均等局に至るまで、時代に合わせて名称は変わりましたが、長年にわたり、女性の地位向上や女性労働に関する政策を担ってきました。その間に作成された資料は、女性を取り巻く環境や、働く女性の課題、国の取組の変遷等を知る貴重な証拠となっています。
当アーカイブでは、戦後間もない1947(昭和22)年から近年の資料まで、3000点以上を画像データで公開しています。
※行政デジタルアーカイブで公開している行政資料の現物は、国立女性教育会館(NWEC)に所蔵されています。
★令和6年3月10日(日)まで、国立女性教育会館女性アーカイブセンター「働く女性のあゆみ展」にて展示されています。
「働く女性のあゆみ展」について詳しくはこちら
働く女性のあゆみ
現在では、女性が社会に出て働くことは珍しいことではありませんが、女性にとって、社会で働くこと自体が困難だった時代がありました。明治以降の女性たちの働く状況、取り巻く社会の変遷等を概観することで、女性たちの一歩一歩がどのように現在につながっているかが明らかになります。
ここでは、映像とギャラリーで明治以降の働く女性のあゆみを紹介します。
当アーカイブの運営について
ここで公開されている情報は、厚生労働省事業「女性就業支援バックアップナビ」にて令和5年3月まで公開されていました。当該サイトが閉鎖されるにあたり、女性労働に関する貴重な情報を保存・公開し、公共の利益に供する観点から女性労働協会が運営するものです。
当協会では、「女性労働アーカイブ」「女性労働判例データベース」の維持管理を含め、協会の事業にご賛同いただける賛助会員を募集しています。
ぜひ皆様のご賛同をお願いいたします。