女性労働協会は、女性の活躍する社会の実現に向けて、啓発、情報提供、調査、研究等の事業を展開しています。その一環として、この度女性労働判例データベース及び女性労働アーカイブを運営することになりました。これらのデータは、厚生労働省事業「女性就業支援バックアップナビ」に掲載されていましたが、当該サイトが令和5年3月をもって閉鎖されるにあたり、女性労働に関する貴重な情報を保存・公開し、公共の利益に供する観点から女性労働協会が運営するものです。
協会では設立以来「女性の地位向上、働く女性の福祉の向上」を目的に掲げています。当データベース及びアーカイブは、この目的の遂行に大きく貢献することと祈念しています。
女性労働判例データベース
女性労働に関するテーマや女性労働者が原告・被告のもの、女性が多い業種、職種、雇用形態(パート等）に係る判例等を集めたユニークな判例データベースです。約1700件の判例を有し、フリーワードや裁判の判決日から検索できます。
女性労働協会は、職場における男女の機会均等、女性活躍の推進、男女問わず働きやすい職場づくりの実現に役立てることをミッションに、このデータベースを運営しています。
女性労働アーカイブ
行政資料デジタルアーカイブ
行政資料とは、旧労働省婦人少年局～厚生労働省雇用環境・均等局が発行した文書です。ここでは戦後間もない1947(昭和22)年から近年の資料まで、3000点以上を画像データで公開しています。女性を取り巻く環境や、働く女性の課題、国の取組の変遷等を知る貴重な証拠となっています。
働く女性のあゆみ
明治以降の女性たちの働く状況、取り巻く社会の変遷等を映像とギャラリーで紹介します。女性たちの一歩一歩がどのように現在につながっているかが明らかになります。
女性労働行政の変遷及び、働く女性の地位向上のあゆみを伝える貴重な情報・資料を女性労働アーカイブとして公開・提供しています。女性労働協会は、先人たちのあゆみを次の世代に伝え、未来に活かすことをミッションに、このアーカイブを運営しています。
賛助会員募集中
当協会では、「女性労働判例データベース」、「女性労働アーカイブ」の維持管理を含め、協会の事業にご賛同いただける賛助会員を募集しています。
ぜひ皆様のご賛同をお願いいたします。
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